広島はやくざ映画の舞台となることが多く、その代表作が「仁義なき戦い」です。
映画の中で語られる広島弁は、やくざ映画をイメージさせるため、怖い印象を持たれることが多いです。
方言で話をしているだけで「いつも怒っている」と言われることもあります。
言葉だけでなく、派手な振る舞いが他県から敬遠されやすい理由でしょう。

しかし、正確は明るく、さっぱりとしています。
ざっくばらんで飾り気がなく、男気があるのが特徴です。
お祭りごとや遊びが大好きで、楽しくて派手で目立つことが大好き。

人間好きで、交流を何よりも大切にします。
少年がそのまま大人になったような純粋さを持ち、人情に厚く、仲間を大切にします。

新しいもの好きですが、飽きっぽいので言っていることがコロコロ変わります。
一か八かの勝負事には闘志を燃やします。
賭け事にはまる人が多いのが特徴です。

愛媛県の男性は温和でおっとりとした性格ですが、好き嫌いははっきりしています。
流行にも無関心で、周りの人たちが揃って何かを初めても、興味がもてない限り動きません。
好き・嫌いの感情で動き、周りからの影響を受けないところが特徴です。

何があっても動揺することなく、落ち着いて対処することが出来るので、大人な印象を与えるかもしれません。
落ち着きは、大らかな性格から来るものですが、自分以外の外の世界にそれほど興味がないというのもあります。

自分は自分、他人は他人とはっきりと線引き出来ているので、他人のことには関心を寄せません。
自分だけの価値観をしっかりともっているので、良くも悪くもマイペース。

変化を求めず、自分が納得した世界を築いていけます。
外の騒ぎにもぶれることがない様子は、クールさと包容力を感じさせます。

沖縄の男性はのんびりしていて、大らかです。
人懐っこいので、誰に対してもオープンに見えますが、内心には強い警戒心を持ち、慣れるまでには時間がかかっています。

慣れてしまえば、一気に距離を縮めていきます。
家族以上のつながりを築こうとし、深く、長く付き合うので、他県の人にとっては距離の近さに困惑することもありそうです。
個性が強い人が多く、自分がやりたいと思うことをマイペースにこなします。

大勢集まっていても、全員が違うことをしていることがありますが、お互いに気にしません。
自分にも他人にも自由を与えます。
喜怒哀楽は激しく、怒る時には劇場型ですが、冷めるのも早く、後はあっけらかんとしています。

奈良県女性は物腰が柔らかく、ゆったりとした女性らしい雰囲気があります。
芯が強く、苦労や困難にあっても、それを顔や態度に出すことがありません。

どんなにつらい時でも、穏やかで涼しい顔をして耐え忍ぶ、強い精神力を持っています。
誠実で真面目ですが、奈良の男性に比べると積極性もあり、オープンな性格です。
好奇心が旺盛で、新しいことにも躊躇なくチャレンジする行動力もあります。

お洒落に敏感ですが、流行は追わず、質の良いものを好みます。
大勢の中では、リーダーシップをとることはありませんが、リーダーをしっかり支える縁の下の力持ちになるタイプ。

いざという時には、リーダーよりも頼りになる逞しさがあります。
人付き合いは平和で平等に親切にするので、浅く広く関係を築いていきます。
感情を表現することが苦手なので、嫌なことや大変な事があっても顔に出しません。

山口県の女性は男性と共通する特徴として、上下関係を大切にするところです。
先輩を敬い、年齢や立場を非情に重んじる素直な性格です。
上には従順で、気配り上手ですが、後輩には口うるさいところもあります。
地味で大人しい印象の人が多いですが、流行には関心が高いです。

広島県と福岡県に挟まれているので、流行の洋服やアクセサリーを買う為に、県をまたいで出かける行動的な人が多いです。

好奇心や向上心はありますが、他県に飛び出す勇気がありません。
今ある安定にしがみつく人が多く、男性と同様に他県に出る人の割合は少ないです。
保守的で警戒心が強いので、初対面の人には冷たく感じられることがあります。

しかし、慣れてしまうと面倒見がよく、親子や兄弟のような近しい距離感で付き合います。

熊本県の女性は行動的で外交的な性格。
好き・嫌いがはっきりしているので、興味があることには何も考えず飛び込みますが、興味がないことには、周りがどんなに勧めても見向きもしません。

柔軟なようで、自分をしっかりともっています。
人に対する気遣いが出来、違う価値観も受け入れる器があります。
器が大きいので、来る者拒まずの人ですが、内面では、自分に有利を与えてくれる人を厳選し、距離を測るしたたかさもあります。
誰に対しても優しく、大らかなので幅広い人脈を築くでしょう。

自分に対し完璧主義のところがあり、「～しなければならない」と自分へのルールを課しています。
有言実行で、言ったことは絶対にやり遂げなければならないと決めているので、出来ない時には自分を責め、激しい自己嫌悪に陥ります。
普段は大らかで、品行方正の明るい人ですが、一旦感情が爆発するとかなり激しく、周りを驚かせるかもしれません。

感情の蓋が外れると、「どうにでもなれ」と投げやりな行動に出るのです。
しかし、爆発した後は自己嫌悪になり、後悔と反省をします。